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Prayer

羽山が時々更新するブログ。

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「白い雪にも似た木乃伊(以下木乃伊)」と「その指切りは墓場まで(以下指切り)」についての、あとがきのような、違うような、まあ感じたことを書いただけの雑談です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。下のリンクからどうぞ。

もしかすると、私は綾部喜八郎についてほとんど理解していないのかもしれません。
というのも、私には、綾部が女の子に一般的な恋愛感情を抱く図が全く想像できないのです(一般的な恋愛感情というのは、まあいわゆる、抱きしめたい、口づけしたいと感じることや、結婚してずっと一緒にいたいと思うことだとか、そういうものです)。
ならば、綾部と女の子のかかわり方としては、どんなものが想像できるだろう? そんな風にして想像を膨らませたのが、この二つの話でした。

「木乃伊」でも「指切り」でも、綾部は主人公に対して恋愛感情を持ってはいません。少なくとも、そのような自覚はありません。
「木乃伊」における綾部の主人公への印象は、「面白い子」→「死んでほしくない子」という風に変化しています。なんとなく毎日様子を見ているうちに、なんとなく死んでほしくないなあと感じるようになりました。死にたがる主人公の態度に、嫌な気持ちになるのもそのためです。
「指切り」での綾部の主人公への感情は、「死んでほしくない」からもう一歩進んで、「一緒にいることが心地よい」と感じるようになっています(比較対象として富松を登場させたことに悪意はありません)。狭い穴の中(=自分の空間)に一緒にいても、不快じゃない。綾部にとって主人公がある意味特別な存在になったことを感じていただければ幸いです。

この続きは現在予定していません。ただ、春三部作などと違ってこれで終わりとも決めていないので、もしかしたら今後また続きを書くこともあるかもしれません。ないかもしれませんが。
ただ、この二人は今後もこのようなまま、つまり一般的な恋愛関係にはなることなく、ただ卒業後もずっとつかず離れずの距離で一緒にいるんじゃないかなあと、そんな気がしています。
そんな感じの「木乃伊」と「指切り」の雑談でした。


あと、全く関係ないことですが、さきほど「口づけしたい」と打ち込んだら「口づけ死体」と変換されて、「ずっと一緒にいたい」と打ち込んだら「ずっと一緒に遺体」となりました。さすが私のパソコンです。わかってる。

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